LSD Long Slow Distance

ハワイ在住の友人。ぼくの健康アドバイザー。
彼に週1のバドミントン以外に、クロストレーニングとして、LSD Long Slow Distanceを勧められる。

息の上がらないようなスピードで長距離を走る、というトレーニング。長距離低負荷の運動。
笑顔で会話しながらの余裕くらいで走る。
有酸素運動なので、全身に酸素を送る機能が向上する。
通常のスポーツでは酸素を循環させるのに太い血管を主に使うけど、LSDでは毛細血管を使う。 
スピードを上げてしまうと、太い血管で酸素を送ろうとするので意味がなくなる。 

ゆっくり長時間走ると、この毛細血管を使い始める。細かい指などの毛細血管を駆使する。

普段の生活やバドなどでも毛細血管を使えるようになり、疲れない体になる。
血液循環が良くなると、運動も疲れず長時間できるようになる。

運動時に筋肉中にある糖質をエネルギーに変換する。その際、筋肉中に乳酸が発生する。
この乳酸が疲労物質。疲れを感じさせる物質。
乳酸は血液に運ばれて取り除かれるため、時間がたてば回復する。特に睡眠時は筋肉が弛緩して休養状態にあるので乳酸は消滅しやすい。
血液循環の良い人=日常的に運動をしている人は乳酸が消滅しやすい。